久しぶりに少し涼しかったので、散歩に行くことにしました。
いつもの散歩コースは、田んぼの横を
通ります。
そこには、オタマジャクシがたくさんいるのを
見ていましたが、なかなか所有者の方に
会えず、田んぼの中に入ることが
できませんでした。
ようやく所有者の方に、出会った時に、
「ケガの無いようにしてくれるなら、いつでも
勝手に入っていいよ~」と
おっしゃってくださったが、
一応お名前と電話番号をお聞きしておきました。
早速、朝から電話すると
「もう明日には、水を抜くよ~」とのこと。
エライこっちゃ~
慌てて2~3歳児5名と保育者3名で田んぼに急行!
駆けつけてくださった所有者の方にご挨拶して
いざ!
子ども達も大喜び!
大漁捕獲スポット 発見!
2歳児の1すくいでも、こんな感じ!
きゃ~
あらら~振り返った瞬間にズボッ!
思わぬアクシデントに
「さあ~保育園に帰って、キレイに洗おう!」
園に戻り、水遊びも兼ねて洗濯ごっこ。
「おかあさん、喜んでくれるかな?」
と言いつつ、洗っているのは、殆ど汚れていない帽子のみ。
さすがに服や靴は洗うのが大変ですから…
子ども達もフルパワーで遊んだ一日でした。
オタマジャクシ採りを通して、
地域の方とじっくり話す機会が持てたことは
園にとって良い機会でした。
他の園に勤めていた数十年前なら、
田んぼに入るのにわざわざ許可はとらず
勝手に入っていました。
「保育園さん、また来たんやなぁ~」と
地域の方も黙って見守ってくださっていました。
でも、その気持ちに甘えて、いつの間にか
あぜを崩したり、稲を傷めたりしても
「子どもだから仕方がない」と
当たり前のように思っていたのかもしれません。
気が付くと、田んぼの中に入らないで欲しいと
言われるようになりました。
「田んぼに入ってはいけない!網を入れてはいけない!」は
当時勤めていた園だけでなく、今ではどこの園でも当たり前のこと。
もちろん、地域の方にご迷惑をおかけするのは
本意ではないけれど・・・
互いの遠慮や怪我したら大変!等など
ひと昔前とは違い、社会事情も
変わってきているので、
「子どもの為に善かれ!」と互いに思っていても
それが難しい時もありますね・・・
これからも子ども達には、地域の方のお力も
お借りしながら様々な原体験をさせて
あげたいと思います。
地域の方々・・・
これからもオリーブの子どもたちを
よろしくお願いいたします。